●読書による治療法と私の闘病生活

はじめまして、私はうつ病をこじらせて治るまでに長期間かかった元企業戦士です。 
超激務のベンチャー企業でうつ病になり、仕事量を減らすようにと医師に強く言われました。しかし、医師の言うことをきかず、処方されたうつ病の薬がよく効いたのをいいことに仕事量を減らすどころかより増やして1年間働き続けました。その結果、仕事を休まないと自殺にいたる危険性があると言われ、1年半休職をしたのですが、治らなかったので退職しました。
うつ病の人が自殺する危険性が高いのは、「かかりはじめの不安、焦燥といった症状の強い時期」と「治りぎわの少し症状がよくなった回復期」です。                                   
特に「治りぎわの少し症状がよくなった回復期」が要注意です。この時期にぜひ推薦本を読んでいただきたいと願っています。
              
退職後約2年間治療に専念し、なんとか働ける状態になったので仕事に復帰したのですが3年後に再発したので、すぐに退職しました。再び治療に専念し約3年後にうつ病は治っていました。
休養とうつ病の薬と心理療法(カウンセリング)だけでは治らなかったのでうつ病の治療のための本をかたっぱしから読みあさりました。しかし、なかなか良い本にめぐり会えなかったためにムダなことをいっぱいしました。というのは、うつ病の治療にあまり効果がないことが書かれている本が非常に多かったからです。
長年のムダをした後、
ある1冊のすばらしいうつ病の本に出会うことができました
アメリカには日本の健康保険(国民健康保険など)のような保険がないので、人々は損害保険会社の医療保険に加入しています。損害保険会社は民間企業なので効果のない治療法には保険金を出したくないため、心理療法(カウンセリング)は本当にうつ病に効果があるのか統計的な調査を実施しました。その結果、フロイト派やロジャース派の心理療法(カウンセリング)はあまり効果がなく、認知療法がうつ病の治療に効果があるという結果が出ました。 
認知療法とはうつ病の人の感情や行動に悪い影響をおよぼしているひずんだ瞬間瞬間に頭に浮かぶ思考(自動思考)を変化させることにより不快な感情と不適切な行動の改善をはかる治療法です。
この本は認知療法を一般の人を対象にして書かれた本で、自分でうつ病を克服していくためのトレーニング本です。アメリカで長年にわたりベストセラーを続けています。
認知療法についてだけではなく、自殺の防止についても詳しく書かれていて、うつ病のバイブルと言われています。

この本を読みトレーニングを終えると私の人生観は変わっていて非常にラクに生きることができるようになっていました
認知療法の本を3冊推薦しています。

さらに、この本を読んでうつ病は「生き方を変えた方がいいよ!」ということを本人に知らせる信号だと思いました。

ですから、この本に出会った後は、うつ病を治すために生き方を変えるにはどうしたらよいかが書かれている本をどんどん読み進み、書かれていることを実践して行きました。実践に伴ってどんどんと良くなって行き、気が付くとうつ病は治っていました。
 
生き方を変えるためにはどうしたらよいかが書いてある推薦本として 
ライフスタイルを変えることで回復できると書いている精神科医の本と
うつ病は成長の機会であると書いている精神科医の本を推薦しています。

その他には瞑想家の宝彩 有菜(ほうさい ありな)氏の本です。
うつ病の治療を目的として書かれた本ではありませんが、なかなか自分の思いどおりにならない自分の心を自分で操縦する方法(著者はこれを「さとり」と呼んでいます)について書かれた本です。深い人間心理の洞察に基づいて書かれた本には定評があります。非常に多くの本があり、ほとんど全部読みました。そのなかで厳選して4冊の本を推薦しています。
その他に国際的に著名な精神科医の本を1冊推薦しています。                         
          
順序が前後してしまいましたが、
うつ病の方とその家族の方が最初に必ず読んでおくべき本は、うつ病という病気を正しく理解するために、うつ病について総合的に書かれた本です。
私がたくさん読んだ本の中でナンバーワンの本を1冊推薦しています。        

ありがたいことに私の妻は治るのを気長に待ってくれましたので、家族を失わずにすみましたが、待ってくれない妻だったら家族を失っていたと思います。
長い闘病生活を振り返ってみて、今では多くのことをうつ病を通して学ぶことができ、家族も失わないですみましたので、うつ病になって本当によかったと思っています。しかし、もっと早い段階で良い本に出会うことができたらもっと早く治って家族にかけた迷惑も少なくてすんだのにという思いを強く持ちました。
その強い思いから当サイトを立ち上げました。
現在も、うつ病の治療・再発予防、うつ病の予防に関する本を読み続けています。
 
うつ病治療のための推薦本は左側に表示していますので、ぜひ読んでみてください。
うつ病の方、その家族の方、うつ状態の方、うつ病を予防したい方、落ち込みやすい方に大変役に立つと思います。

●薬による治療法

うつ病になって医師から受ける治療はまずは薬よる治療です。うつ病の薬は基本的にはよく効きます。ただし、少しクセがあります。効果が出てくるまでに薬を飲み始めて約5~6日かかります。本当の効果が期待できるまでにはさらに時間がかかり、普通約2週間はかかります。うつ病の薬は長期間飲むことになる場合が多いので、薬についての正確な知識を得るためにうつ病の薬について詳しく書かれた本を読んでおくべきです。
厳選して1冊の本を推薦しています。
うつ病の薬はたくさんの種類があるので人によって合う合わないがあります。患者さんにとって合う薬を早く処方してくれる名医に診てもらわないと、運悪くヤブ医者だったら効果が出てくるまで時間のかかる薬の種類を何回も変えることになって、合う薬に出会うことができなくなる可能性が高いと思います。
私は最初にある大学病院に行ったのですが名医に出会うことはできませんでした。その後、妻の勤務先の顧問の医師を紹介してもらって、良い本に出会うまでは長い時間がかかりましたが、名医にはすぐに出会うことができました。この名医に早く出会っていなかったら自殺をしていたかもしれません。私にとっては命の恩人だと思っています。
私の経験からは大学病院の医師はあまりおすすめしません。というのは、担当医が人事異動で短期間で変わる、運が悪かったら研修医に当たる場合がある、診療時間を十分にとってもらえるとは限らないなどが理由です。
名医に出会うためには、うつ病のサイトの情報が役に立つと思います。それはクチコミ的な情報が期待できるからです。                                  一番のおすすめは、うつ病経験者自身からの情報収集です。私自身友人から、友人自身、友人の親戚がどうもうつ病のようなので、医療機関はどこへ行けばよいかという多くの問い合わせを受けました。                                    
なお、医療機関として精神科に行くには抵抗があるという方は、まず心療内科に行かれることをおすすめします。

うつ病の薬の服用を中止した後は、再発防止の目的で漢方薬に詳しい医師のもとで漢方薬を服用していました。効果は確かにありました。ただし、漢方薬に詳しい医師または薬剤師が処方した漢方薬でないと効果は期待できないと思います。また、医師の処方箋がないと保険が適用されませんのでご注意ください。
漢方薬と心の病について書かれた本を1冊推薦しています。

 

●心理療法(カウンセリング)による治療法

カウンセラーについても医師と同様に名カウンセラーからヤブカウンセラーまでいて、その格差は医師以上に大きいということを知る経験をしました。臨床心理士、認定心理士、産業カウンセラーなどの肩書きは判断材料にはなりません。
ヤブカウンセラーのカウンセリングを受けた結果、うつ状態がより悪くなった経験を何回もしました。名カウンセラーに出会うまでにヤブカウンセラーのカウンセリングによってよりうつ状態が悪化するリスクと、名カウンセラーに出会えても相性が悪かったら続かないということを考えて、カウンセリングを受けるのを中止し、うつ病の治療のための本をかたっぱしから読みあさりました。良い本に出会うまでに時間がかかりましたが、私が受けたカウンセリングより心理療法のなかでうつ病の治療に効果があると証明されている認知療法の本「いやな気分よ、さようなら」などの本を読んで自分で心理療法を実践した方が非常に大きな効果がありました。
うつ病の名カウンセラーに出会うためには、インターネットのうつ病のサイトなどで認知療法のカウンセリングをおこなっているカウンセラーをさがしてください。そのカウンセラーのカウンセリングを受けてみて、カウンセリングが終わった後気分がラクになっていて、カウンセラーとの相性もよいと感じたら、そのカウンセラーのカウンセリングを続けてみて下さい。その結果満足する効果があったらご自身にとっては名カウンセラーだと判断してよいと思います。
  
うつ病の薬だけで治った方も心理療法(カウンセリング)は必要です。
なぜなら、うつ病の薬は再発を予防してくれませんが、心理療法(カウンセリング)は再発を予防してくれるからです。

●その他の治療法

うつ病が再発した後、再発前に通院していた医療機関に通院しながら、セカンドオピニオンを求めて別の医療機関を訪ねました。そこの医師からヨガ(ヨーガ)と気功がうつ病の治療に効果があるから、週2回の研修会(健康保険が適用されていました)をおこなっているので参加してくださいと言われました。」「私はヨガ(ヨーガ)の方が興味があります」と答えました。すると「ヨーガ入門という本を買って勉強もしてください」と言われました。
心身一如という言葉があるように心と身体は一体なので、心の病気だからといって直接心にアプローチするだけでなく、身体にもアプローチすることによって心の治療をおこなうという治療法です。しかも、うつ病の薬のような副作用がまったくないというのが安心でした。
すぐにヨガ(ヨーガ)の研修会に毎回参加して研修会の日に実践するだけでなく、毎日家でも実践して本を読んで勉強もしました。
毎日実践しているうちにエネルギーがほぼからっぽだった身体にある日の実践中、エネルギーがわき出て来ました。うれしくて、うれしくて感動の涙があふれて来ました。
さらに、がんこな肩こりなどうつ病に付随した症状とうつ病の薬の副作用の便秘などもよくなりました。効果が期待以上にありましたのでヨガ(ヨーガ)をすすめていただいた医師には大変感謝をしています。今でもほとんど毎日実践を続けています。
現在の日本のヨガ(ヨーガ)は、ダイエットやプロポーションをよくする目的の「ヨガ」と身体と心の健康を目的とする「ヨーガ」に分かれています。
身体と心の健康を目的にするヨーガを日本に普及させたのは「ヨーガ入門」の著者である大阪大学名誉教授、故・佐保田鶴治博士(インド哲学)でした。現在は故・佐保田鶴治博士の後継者の番場一雄氏が日本ヨーガ光麗会という名称で全国で研修会を開催されています。また、NHKのヨーガ教室の講師も担当されています。                      
ですから、医療機関や医療機関の推薦の研修会ではなく、ダイエットやプロポーションをよくすることを目的にしたヨガ教室がたくさんありますが、これらは目的が異なっていますので、ご注意ください。
ヨガ(ヨーガ)の本についても同じことがいえますのでご注意ください。
ヨーガの本を厳選して3冊推薦しています。
また、ヨーガを正しく実践するためには
「健康になるヨーガ」のDVD(あるいはビデオ)(指導:番場一雄)を見ながら実践されることをおすすめします。詳細は左の本「ヨーガ入門」をクリックして出て来たアマゾンのサイトでDVD/ビデオをクリックした後、サーチ DVD(あるいはビデオ)の下に健康になるヨーガと入力し、GO!をクリックした検索結果の(NHKビデオ入門シリーズ健康になるヨーガをさらにクリックすると詳しい内容が確認できます。
ヨーガをマスターした後、気功にも興味がでてきて日本の代表的な指導者、津村 喬氏(NHKの気功教室の講師)の気功協会に入会して気功もマスターしました。
気功の本3冊とビデオ2巻を厳選して推薦しています。

訪問してくださった方々にとって当サイトが少しでも役に立つことを祈っています。 

     

     

«●心理療法(カウンセリング)による治療法